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KAPシステムの特徴

鉄骨構造物に対する幅広い適用範囲


 鉄骨加工をシミュレートする言語(Boneコマンド)を開発することにより、新たな取り合い方法が発生してもこのマクロ言語を駆使し対応可能です。その数は4000個を超えます。また新たな材料や既製品についても出来る限り迅速に対応しリリースしています。 たとえばスリーブの既製品補強材については、ハイリング・OSリング・フリードーナツ・EGリングと、現在販売されている4社に対応済みです。
 
大型物件への対応性


 通常の鉄骨関連BIMソフトでは入力と同時にモデル化処理を行うため、大型物件においてはレスポンスに問題が生じるケースが多く、最大処理トン数は数千トンレベルと考えられます。KAPでは入力とモデル化を別処理で行っております。その結果、KAPシステムでは数万トン級の処理も可能です。また、クラウドリモート機能を使えば大型物件も複数人での入力が可能です。参加人数と鉄骨トン数の制限はありません。 


各ユーザに対応した多様な出力


 出力フォーマットをテンプレート化することにより、プログラムを変更することなく各社各様の出力を得る事ができす。また帳票類については、OpenOfficeのマクロを使用。合計欄のセルは数式化されており、行の追加、削除やセル数値の修正に対応しています。
 
Web アプリケーション


 モデル化された工事データはRDBMSに登録され、そのデータを同時に複数の人がWebブラウザを介して閲覧することができます。 Webブラウザから確認可能な情報は、重量・溶接長・面積・ボルト本数等の文字情報に限らず、一般図や加工図等の2次元図面や3次元モデルも含まれます。また、Webブラウザより工事の製造進捗管理にも対応しております。3D のモデルに寸法線等のアクセサリを付け加えた「3D詳細図」を AutoCAD-WS のクラウド上にアップロードし、iPadやAndroid端末から閲覧することも可能です。
 

タブレット端末を使用した現場連携


 完成した工作図は紙面に印刷され、製作工場や現場にて利用され ています。同じ工作図であっても各部署により利用目的が異なる ため、図面に盛り込まれる情報の種類は非常に多く、またその目 的ごとに書き込まれる内容を変更し、再度出力しています。この ような理由により図面の内容は煩雑を極め、また同じ図面をいく らか変更し何度も出力しています。このような状況を解決する手 法として、2D 図面に BIM モデルへのリンク情報を付加し、PC や タブレット上に表示された図面に対し、部材をクリックすること により問い合わせたい情報へのジャンプやその属性情報の確認を 行えるシステムを開発しました。

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